音楽の漫画は難しい
音楽が題材の漫画って激難じゃないですか?
吹奏楽,バンド,ラップバトル,etc...
だって音楽無いんだもん。絵と文字しかないんだもん。(バーチャルプリ☆チャンアイドル)
中でもラップバトル漫画は異次元の難しさ
◆本題
ラップバトル漫画を読んだ。あえて作品名出さないでおく。
漫画一冊とかではなく、1話もの、絵はとても綺麗。
感想を先に言うと、読むのが難しい!それ故にラップバトルを知ってる人、そうでない人の両方に刺さらないなと感じた。
ラップバトルを知ってる側からすると、読んでて少し恥ずかしかった。
作者がラップバトルに理解が無いと言う訳では決してない。
主人公がバトル相手に的確なアンサーを返して会場が沸いて相手もコイツやるじゃねえか、みたいなラップバトルがそのまま描かれている。
ただ、漫画だから音が無い。ビートを頭の中で再生しながらセリフをそれっぽいフロウで頭の中で読み上げる。これがしんどい、途中で恥ずかしくなってくる。
で、知らない側の人はどう読むのだろうと考えた。
ラップバトルの雰囲気は伝わるけど、ヒップホップ的教養が無い人は、前述した頭の中でラップバトルを再生することができない。
つまり韻を踏んであるセリフを読んでいくだけなので何が凄いのか理解できない。
つまり、ラップバトルが題材だと、セリフをしっかり読んで理解する必要がある。
それが吹奏楽やバンドとの違いであり、読む難易度を上げている要因でもあると考える。